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緊急クエスト:脱出せよ!(Aパート)

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クレノーン「久方ぶりに遠出をし、その日は晩酌をした
      飲み過ぎてしまったんか、すぐに酒が回り、そのまま寝たらしい」

飛空庭とはいえ、ワシは家を持っとらん。野宿紛いの生活をしとる。

…夜風に吹かれ、日の出に立ち会い、四季折々の匂いを感じる生活は悪くない。

その日もいつもの様に、朝日の眩しさに目を覚ました。

今日も外の空気が身体に染みる…筈が、

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何処じゃい此処は

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クレノーン「…酔って人ん家にでも来たんかのぉ。寝巻のままじゃし」

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全体的に、あまり目立った家具はない。寂しささえ感じさせる内装…。

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子供部屋、と呼ぶには活気がない。

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とは言え、家族で住む場所には到底思えん。殺風景にも程がある。

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クレノーン「(目の前のは、この家の娘か?通報される前に謝るだけはしとくか…)
      その、なんと言うか、おいちゃんも被害者であってな…」

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???「さぁ!好きなだけ叩いていいのよっ!満足するまで、さぁさぁ!!」

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クレノーン「そんな趣味は無い」

これは話の通じん奴じゃな…面倒な…

ジリリリリリッ…!

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クレノーン「? この音…電話か…?」

不意に響くその音は、今となっては懐かしい電話のベル。

入口のすぐ横にある、あの黒電話のものらしい。

あの小娘は…どうも自分の世界に入っとるらしい、一人で喋っとる。

仕方ない、おいちゃん代わりに出るしかないのぉ…

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クレノーン「(万が一に、これで通報されたら解せんのぉ…
       しかし、無視したせいで事件扱いにされてもいかん…っよし)」

ガチャッ

腹を括り、電話に出る。そこからは



『クエストです。その部屋から脱出して下さい、時間は無制限です』



と、一方的な言葉が聞こえてきた。

コチラも返答しようと思ったが、その途端に電話は切れおった。

脱出…なるほど、これは仕組まれたということか。

やれやれ、何の説明も無しに一方的に言いおって。

こっちの都合は聞かんっちゅーことか…そうかそうか…

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クレノーン「ナメた真似をしおったな、愚者めが…!」



良かろう。このクエストとやら、確かに引き受けた






ドアや窓に鍵がされた出ることの出来ない部屋、

所謂「密室」と呼ばれる場所。

そういった場所では、まず使える道具を探す。これは鉄則と言っても良い。

意図的に他者を閉じ込め、そして脱出を促す以上、

必ずその為の仕掛けや暗号、道具は用意されている筈。

それらを探し出し、駆使し、そして答えを実証する。

脱出っちゅーんはそういんもんじゃ、面倒じゃがな…

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クレノーン「(まず目につくんは、この掛け時計かのぉ…しかし調べようにも届かん…
       イスが固定されとるんは不便じゃのー…しゃーない、次いくか…)」






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クレノーン「(クローゼット…は、普通に開くんか。
       割とパスワード無いと開かん場合が多いんじゃが…助かる)
       …あるんはコレだけか…重いのぉ…」

ドスッ

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クローゼットにあったんは、少し小さめの重い箱が1つ。

すぐにでも開けて中身を拝みたいが、案の定じゃが鍵が掛かっとる。

木製なら壊せるが、箱は金属製。意地でも鍵を見つけんことには話が進まん。

こいつは一旦保留じゃな。

【「謎の箱」を入手!】






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何かあるとすれば、やっぱ此処が一番怪しい…。

引き出しは残念なことに空っぽじゃが、本命はこの本じゃな。

不自然に開かれた本、読めと言わんばかりじゃ…どれどれ。

パラッ…

中を見ると、どうやらこの本は絵本らしい。

開かれたページには、


『きょう は おしろ で パーティー が あるの

 そのため に がんばって ドレス も ようい したの !

 でも こまった わ 

 みんな は きれい な いろ の ドレス を きてる

 でも わたし の ドレス は いろ が ない わ

 どうしよう これじゃ パーティー に いけない』


という子供向けの文と、手で顔を隠し、悲しむドレスの女の絵があった。

白いドレスでも良いと思うがのぉ…正直、興味は無い。

まぁ、それは今はどうでもいい。

問題は、この絵本にはこれ以上もこれ以前も話が描かれとらん。

ヒントになりうるページは、これだけという事実。

何じゃ、共通する単語か?回文か?もしやあぶり出しか?

この手の暗号は、候補が多すぎて逆に分からん。






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クレノーン「…ここもハズレか」

あと調べられる範囲は、このタンスくらいしか残っとらんかった。

しかし何も無い。道具どころかヒントになりうる書き込みも一切ない。

これといった模様が彫られたタンスでもなし…おいおい…。

道具も情報も無しに、どうやって脱出せいゆーんじゃゴルァ。

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クレノーン「ったく…おぅ、こいつを見忘れるとこじゃった」

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視線の先にあるのは、小さな箱型の機械。

こいつには見覚えがある。確かこいつぁ蓄音機…の、筈じゃ。

中にレコードを入れて、音楽を楽しむ為の装置。

今は音楽はどうでもいいが、せめて何か道具が欲しい。

ここで何も無かったら、本格的に脱出が厳しい…。

カタッ

何かあることを期待し、そっと蓄音機の蓋を開ける。

…道具、は入っとらんかった。



しかし、そこには謎が置いてあった。




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クレノーン「箱…いや、パズルの類か…なるほど…」

蓄音機の中には、レコードではなく箱型のパズルは1つ。

一面ずつ3×3に分かれ、くるくると列を回転させることが出来る。

おそらく各面ごとに特定の絵柄を正しく揃えろ、といったとこか。

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クレノーン「細かい作業は苦手じゃが、やるしかないかの…」

…さっさと片ぁ付けんとな。そろそろ時間も近い。





さて、何処のどいつか知らんが覚悟しとけよ

すぐにその鼻っ柱圧し折る…むしろ粉砕してやらぁよ。





(Bパートにつづく)
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ギブ&テイク(後編)

~注意書き~


※前回の続きです

※異常に長いです、ゴメンナサイ

※やっぱり文章力が無いので読みにくい、分かりにくいです

※軽~く生温い目でお読み下さい




「あたしが、そのゲームを受ける…!だから、その人には手を出さないでっ!」

『…良いだろう』

モーランの言葉を聞いた「それ」は、ゆっくりと彼女に近づく。

やはりまだ恐いのだろう、「それ」が近づくと思わず小さな悲鳴を上げ、

少し後退りをしてしまうモーラン。

『そんな状態で勝負に応じた心意気。そこは褒めてやろう。
 だが、もしお前がゲームに負ければ…どうなるか分かっているのだろうな…?』

「ひっ…!(だっ、ダメダメ…!ここで逃げる訳にはいかないんだから…!!)
 で、でも…あたしが勝ったら、約束通り…あたし達を解放してよっ!!」

『…安心しろ、そこは順守してやる。せいぜい足掻くが良い、小娘よ』

その不気味な声に、モーランは今にも逃げ出したい気持ちでいっぱいだ。

しかし自分の為に傷を負い、倒れてしまったワーウルフの為、

そして彼女自身の為にも、ここで引き下がる訳にはいかないのだ。

ありったけの勇気を振り絞り、モーランは「それ」に目を向ける。



『さて、ゲームの説明に入ろう。先程も言ったが、ルールは実に簡単だ
 これから互いに「色」の指定を行う』

「色の、指定…?色を選べば良いの…?」

『そうだ。しかし指定出来るのは「自身が持ち合わせている色」から1色のみ
 指定が出揃ったら互いに相手の指定した色を建物内から探し、差し出す
 今回はハンデとして、お前が指定物を差し出せれば勝ちとしてやろう』

「つまり、アンタの言った色と同じ色の物を持って来れば良い。…そういう事?」

『そうだ、勿論こちらもお前の指定した物を差し出す
 万が一にこちらが差し出せなければ、その場合もお前の勝ちにしてやろう』

「さっきの、持ち合わせてるとかってアレは…?」

『自身の髪や服、飾りといった小さな物でも構わない
 それらに含まれている色のみ、相手への指定の候補に上げることが出来る
 …そうそう、指定物を相手から奪う、及び直接攻撃することは禁止とする』

「わっ、分かった…」

『選ぶ色は慎重に考えると良い。例えば、自身にはあり相手には無い色とかな…』

「(確かに、コレならあたしでも何とかなるかも…!
 見た感じ、此処にはあんまり色のある物は無い
 逆にこっちは、アイツが言ってきそうな色はすぐに用意が出来る…!
 本当は届けなきゃいけないポーションだけど、こんな時だし許される…よね?)」

『ゲームが始まってからは、一切の質問も文句も受け付けない
 当然、やり直しや命乞いもな』

「(大丈夫…落ち着いてやれば、きっと勝てる…!)
 こっちは…いつでも、始められる…!」

『…そうか。では、始めよう』

自分に一方的に有利なルール。相手は本当に勝つ気があるのか。

そんな目の前の疑問にしか目を向けていない彼女。



そんな彼女に、このゲームの実態など想像は出来る筈もなかった。




『先に色の指定をさせてやろう。さぁ、好きな色を言うが良い』

「(その自信満々な態度、出来ないようにしてやるもっ!)
 じゃあ…えっと…あっ!オレンジ!オレンジ色を指定するもっ!!」

自身の服の色である「オレンジ」を指定した彼女。

普段なら慌てて誤魔化す素の話し方も、言った事すら気付いていないようだ。

『…なるほど。お前の衣服以外にその色はこの建物内には無い色だ』

「さぁ!次はアンタの番よっ!!それとも、降参する?」

勝った、相手はきっと指定した物を用意出来ない…!

彼女はそう信じた。信じて疑わなかった。

しかし、そう簡単にいく訳がないのだ。

『では…コチラは「赤」を指定しよう』

「…えっ?」

降参どころか、ごくごく自然にゲームは継続されていた。

それも、指定したのは思ってもいなかった色。

「ちょっ、ちょっと待ってよ!赤って…それはルール違反じゃん!!」

『何を言う。何も違反などしていないぞ?』

「嘘、だって言ったじゃん!自分の持ってる色じゃないと指定出来ないって!
 アンタのどこに赤なんて…!」

講義するモーラン。しかし、彼女は口を閉じざるを得なかった。

何故なら、青かった筈の「それ」は、ゆっくりと自身の色を赤く染め上げたからだ。

「え、そんな、そんなのズルい!反則!!」

『ゲームを始めれば、一切の文句は受け付けない
 事前に確認をしなかったお前が悪いのだ、小娘』

「そんなの、分かる訳ないじゃん…色が変わるなんて…!
 …でも、あたしの言った色が用意出来ないんじゃ、どっちにしたって…!」

『誰が「出来ない」と言った?』

ズズズッ…と、微かに聞こえる謎の音。

何事かと辺りを見渡せば、なんと地中から大きな結晶が現れた。

それも、先程モーランは指定した「オレンジ色」の結晶が。

『此処は我が体内も等しい場所…その気になれば、この程度造作もない…!』

「そん、な…」

『さて、コチラは差し出した。次はお前だぞ』

こんな筈ではなかった。絶対にありえる筈がなかった。

彼女が未熟故に、この危機的状況は生まれてしまった。

『…選択次第ではお前の勝ちだろう。なんせ、既に指定物があるのだからな』

「な、に言ってんの…?あたし、赤い物なんて…」

『いいや、あるではないか…その体内を流れる、赤い血潮が…!

「ひっ…!!」

始めから、奴はフェアなゲームなどする気はなかった。

あるのは、一方的な選択肢のみ…自信を犠牲に一人を救うか、全滅か。

『さぁ…喰わせてもらおうか…!』

涙を流し震える少女に「それ」は目の前まで迫ってきた。

彼女は心から思った。お願い、誰か助けて、と…






「良かった、やっと見つけた」






不意に聞こえた一言に、一瞬世界が止まって思えた。

閉じた目を恐る恐る開き、声がした方を向く。

そこには、彼女の良く知った人物が立っていた。

「びっ、ビブリア…!!」

「やっほー、モーラン。それと…」

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「お疲れ様、ウルフさん。すぐ来れなくてゴメンね」

「…いや。むしろ、すまない…」

「平気。だから今は、ゆっくり休んでね」

その一言を聞くと、ワーウルフは安心したのか笑みを浮かべ、

そのまま彼女の心へと帰っていった。

『…貴様、どうやって此処が』

「そんなことは今は重要じゃないよ。私は話をしに来たの」

『話だと…』

「単刀直入に言うと、大人しく引き下がって貰えないかな?
 なるべく戦闘はしたくないし、手短に済ませたいんだ」

『そんな交渉、素直に聞くとでも「おっと、勘違いするなよ

ヒュンッ、と風を切る音がした。かと思えば、ポスッと帽子が床に落ちる。

見ると、球体のような姿だった「それ」は、真っ二つになっていた。

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「交渉じゃなくて、あくまで提案。より正確に言えば…命令だよ
 お前のレベルなら、こっちがその気になれば倒せなくはないんだよ」

『ぐっ…!この、冒険者風情が…!!』

「…でも、お互いにそういうのは避けたいと思わない?
 だから、話して解決するんならそうしたいの。…で、どうする?」

持っている武器を相手に突き付け、真っ直ぐ「それ」を見つめるビブリア。

実力は、明白だった。

『力の差はある…だが、易々と引き下がれるものか…!
 獲物を見逃すなどありえん!意地でも、腕の一本は喰わせてもらうぞっ!!』

「やれやれ…あのさ、要は身体の一部が食べれれば良いってことだよね?」

『何を今更…分かり切ったことを…!』

「じゃあさ」

「え、ちょ、ビブリア…?」

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何を思ったか、彼女は武器を自信に向ける。

そしてそれは彼女の髪を捉え、そして…

ザクッ

彼女は、自身の髪を切り取った。

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「イタタタ…慣れないことはしないもんだね…」

「なん、えぇっ!?何してんのビブリア!!?」

「流石にこのまま帰すのアレだしね。髪の毛ならまた伸びるし…
 ホラ、今回はコレで手を打ってよ。それとも、髪じゃ駄目?」

自ら進んで、髪を差し出す彼女。

そんな予想外の行動に、モーランはパニック状態である。

『…ふっ』

「おっ?」

差し出された髪が、ガラスでも扱うかの様に優しく包み込まれていく。

その青い存在の中に、鮮やかな赤は静かに消えていった。

『悪くない髪だ…いいだろう。今回は引いてやる』

先程までとは大きく変わり、とても穏やかな声だった。

それだけ言うと、「それ」は一瞬にして姿を消した。

「…終わった、の?」

「うん、もう大丈夫。帰れるよ」

「………良かったぁ…!マジヤバかったんだよ~~~!!」

「そうだね、無事で良かったよ。お疲れ様♪」

「あっ…でもビブリア、あたしのせいで髪が…ゴメン
 それに、さっきのお兄さんにも謝らなきゃ…」

「私に関しては、気にしなくて良いよ。髪なんて、また伸びるんだから
 ウルフさんは…また落ち着いてからね」

「うん…。でもさビブリア、どうやって此処が分かったの?」

「…んー、偶然?」

「えぇっ!!?」

「別件で仕事してたら、偶然にも遭遇したみたい。いやー、驚いたよ
 …無事解決したから良かったけどね。さーて、アレはどこかなー?

「…」

スッ…
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「? どうしたのモーラン?くっついたりして…」

「えへへ、なんでもなーい♪…ありがとう





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バーディー『その時マスターが受けていた仕事は、まだ試作機だった
      ワタシの回収だった。偶然か必然か、あの場に居合わせるとはね…』

エラトス顔1
エラトス「なるほど。で、その後に完成品として我が家に来たと
     お前は始めからその場に居合わせていた…確かに、詳しい訳だ」

ビブリア顔1
ビブリア「そんな事があったから時間が押しちゃってさー
     バーディーを回収した後、そのまま次の仕事に行ったの
     それがあの写真。…どう、解決した?」

ビュート顔3
ビュート「…それはもう、十分過ぎる程に」

ビブリア顔2
ビブリア「本当はあのままでも良かったんだけど、思ったより周りが騒ぐからさ…
     仕方なく薬で伸ばしたの。使いたくなかったんだけどなー」




エラトス顔3
エラトス「さて、スッキリした所で飯にするかー!ちょっと待ってろよー」

ビブリア顔7
ビブリア「わーいコンッコンッ…んっ?」

ビュート顔1
ビュート「来客のようですね。はーい、ただいm「失礼する!」

ドーーーーンッ!!
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ビブリア顔4
ビブリア「Σドアがーーーーーっ!!」

ビュート顔4
ビュート「あーっ!折角お掃除したのにー!!」

ビブリア顔4
ビブリア「ちょっとヤタガラス師匠!何事ですか!!」

ヤタガラス顔2
ヤタガラス「此処へ来れば、俺の求める真実があると言われたのでな…」

エラトス顔1
エラトス「おーい出来たぞー…って、何事だ一体?」

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アルカナ「あー…様子見に来て正解だったかなー?」

エラトス顔2
エラトス「…良く分からんが、とりあえず食ってくか?」





~あとがき~


今回は初のシリアス(?)で前後編でした。
ここまで読んで下さり、本当にありがとうございます。

この話は中の人が夢で見たモノに加筆したもので、
故にこんな強引な内容なんです…そういうことにして下さい!
本当はモーランの挿絵をもっと入れたかったです。居ないので無理でした…。
逆に良い家具が手に入り、予想外の挿絵があったりもしました。
パートナー達の登場は本当に思い付きでやってしまいました←

さて、改めまして…ご愛読ありがとうございました!
今回の感想やキャラへの質問、話のアイディア等、
荒らしやクレーム、否定的なモノでなければ何でも大歓迎です!!
それではっ!

ギブ&テイク(前編)

~注意書き~


※今回のお話は、中の人が見た「夢」のお話です。

※全体的に低クオリティー

※(無駄に)前後編で長い

※文章力がないので、中途半端なシリアスです。

※本当に軽~い気持ちで読んで下さい。


では、以上を理解した方はどうぞ



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ビュート「…っと。書架近辺の清潔度、約95%を確認。これにて掃除完遂ですね
     姫君はともかく、誰一人も居ないと掃除も徹底して行えて助かります」

ビュート顔1
ビュート「…さて着替えも完了しましたし、他にやるkドンッ!
     Σぎゃーっ!本が~~~~っ!!」

ビュート顔4
ビュート「うぅっ、ダンビュライトまさかの誤算です…誰も居ないのが幸いですが
     速やかに片付けなければ~カサッ…んっ?」






「これ、は…」








ガチャッ

ビブリア顔7
ビブリア「たっだいまー!」

エラトス顔3
エラトス「戻ったぞー」

ビュート顔2
ビュート「おかえりなさいませ姫君、エラトス神
     御二人共お勤めご苦労様です」


エラトス顔1
エラトス「おー。…なんか部屋が綺麗になってるな」

ビブリア顔1
ビブリア「本当だ…もしかしてビュートちゃんが?」

ビュート顔1
ビュート「はい!独断での行動ですが、一通りの掃除は完遂しております!」

ビブリア顔3
ビブリア「わ~ありがとうビュートちゃん!いいこいいこ~(ナデナデ」

ビュート顔5
ビュート「はわっ!恐悦至極にございます!」

エラトス顔2
エラトス「中々に難しい言葉使うんだな」

ビュート顔3
ビュート「…Σハッ。そうです、姫君に確認をしたい事がありました」

ビブリア顔1
ビブリア「? 確認って?」

ビュート顔3
ビュート「実は掃除の最中、このような物を見つけまして…」

ピラッ
ss20151207_023046 (2)

ビブリア顔2
ビブリア「わー、懐かしいなぁ…こんな写真まで残ってたんだ~
     コレ確か、大掃除の仕事の記録だね」

エラトス顔1
エラトス「どれどれ?…んっ?ビブリア、お前これ…」

ビュート顔3
ビュート「お気付きではあると思いますが、この姫君…髪が短いのです
     今とは別人のように、それはもうバッサリと」

ビブリア顔1
ビブリア「えっ…うん、そうだね…
     確か、ビュートちゃんが家に来る1週間くらい前だったかな?」

ビュート顔4
ビュート「それなら何故!今はそんなにも長く美しい髪になっているのですか!
     普通であれば、1週間でそこまで伸びる筈はありません!
     本来ならあった筈のおそろいショートヘアが出来ていない、
     その真相が知りたいのです!!」

エラトス顔1
エラトス「おそろいはともかく、確かに妙だな…
     確かお前、願掛けしてるから髪は切らないと言っていなかったか?」

ビブリア顔2
ビブリア「う、うん…言った…」

エラトス顔2
エラトス「ダンビュライトが来る1週間前だと、丁度俺が集会で戻ってた頃か…
     俺が家を離れたのは5日間。だが帰った時は普段通りだった
     短い期間で髪を切り、その状態で仕事をし、そして元に戻す
     予想するに、意図的にではなく理由あっての散髪…むしろ断髪か
     そうせざるを得ない何かがあった…違うか?」

ビブリア顔2
ビブリア「えっと、確かに、あったにはあったけど…
     でも、皆が心配するようなことじゃ…」

エラトス顔4
エラトス「いいから全部話せ、隠せると思うなよ」

ビブリア顔5
ビブリア「わっ、分かったよ…!まさかこんなに問いただされるとは…(ブツブツ」

ビュート顔3
ビュート「…って、姫君?どちらへ向かわれるのですか?」

ビブリア顔2
ビブリア「この話に関しては、私より詳しい人が居るのー
     ホラ、2人とも行くよー」

エラトス顔2ビュート顔3
2人「「?」」




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ビブリア「着いたよ」

ビュート顔1
ビュート「ライドパートナー「クラシック・カー」、姫君の愛車ですね
     しかし何故に…どなたと待ち合わせているのです?」

ビブリア顔7
ビブリア「HEYバーディー!調子はどうだい?」

エラトス顔2
エラトス「え、何事?」

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バーディー『Hiマスター!今日はとても気分が良いよ』

エラトス顔4ビュート顔4
2人「「喋った!!?」」

ビブリア顔1
ビブリア「友達に機械に強い子が居てね、その子に頼んでセットしてもらったんだ~」

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バーディー『はじめまして諸君。ナビゲートシステム、バーディーだ』

ビブリア顔3
ビブリア「ふふん♪道案内、トーク、写真に映像だって残せるんだよ~
     セットしてくれた友達ついては新コーナー…じゃなくて、またの機会にね」

ビュート顔3
ビュート「ぐぬぬ…ダンビュライト、ポジション存続の危機です…
     でもクr…バーディー殿と今回の件にどのような関係が?」

ビブリア顔1
ビブリア「バーディー、記録を語って欲しいんだけど…日付は…そうそう、それで…

ss20160302_190938.jpg
バーディー『お安い御用だ。さて、そこのタイタニアにDEM』

エラトス顔4
エラトス「種族名で呼ぶな!あと、俺は土地神だ」

ss20160302_190938.jpg
バーディー『君達の知りたい真実について、今から語るとしよう
      なに、ほんの思い出話をするだけさ』


エラトス顔1
エラトス「思い出…?」

ss20160302_190938.jpg
バーディー『あぁ。あれはワタシにとっても、運命的な出来事だった…』







薄汚れた壁、ひび割れた窓、冷たい床。

ヒューヒューと微かな音をさせ、冷たい隙間風が吹き抜ける。

何処とも分からぬ廃墟、今ここには2人の人物が居た。

1人はモーラン・アルマ。彼女はカンパニーでの仕事の途中、

偶然この場所にやって来た。いってしまえば、迷子である。

そんな彼女を偶然見つけ、心配で追いかけてきた人物が居た。

それがもう1人の人物、ワーウルフ・ロアである。

2人はすぐに打ち解け、共に行動することになった。

廃墟を出て、森を抜け、アクロポリスを目指す。

そんな単純な行動プラン。

しかし、その行動を実行することが出来ないでいた。

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目の前に浮かぶ、青く光る存在。

「それ」に形は無く、ただ宙に漂っていた。

「あ…あぁっ…」

顔を真っ青にし、その場に立ち竦むモーラン。

その前には、ボロボロになり、立っているのもやっとのワーウルフが居た。

『無駄なことを…』

「う、くっ…この…!」

突如として現れた「それ」は、何の躊躇もなく2人に襲い掛かった。

モーランを守る為、ワーウルフは応戦しようとする。

しかしどんなに挑むも、一向にダメージは与えられない。

一方的にやられるだけだった。

戦闘経験のないモーランは、ただただその光景を見ているしか出来ないでいた。

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「ここで、倒れる訳には…!」

『…このままでは一方的だな。そうだ、こうしよう』

「…?」

『今からゲームを行おう。そのゲームに勝てれば、お前達を帰してやろう』

「な、に…」

『普通に戦ったところで、お前達に勝ち目などなかろう
 ルールは単純、比較的フェアなものだ。どうだ、悪くはないだろ?』

「っつ…!誰が、貴様の言葉など…ぐっ…!」

ドサッ、と膝から崩れ落ちてしまうワーウルフ。

肉体的にも、精神的にも、もはや限界を迎えてしまったようだ。

『…ここまでか。まぁ良い、喰うには申し分なさそうだ』

「ひっ…!」

「それ」はゆっくり、ゆっくりとワーウルフに近づいていく。

まるで包み込まんとばかりに、次第に「それ」は大きく広がっていく。

「…俺は」

様々な後悔が頭を過りながら、ワーウルフは目を閉じる。

――――――せめて、あの子を無事に帰してあげたかった…




「あっ…あたしがっ!!」




『んっ?』

突然響き渡る、少女の震えた声。

その声に反応し、「それ」は動きを止めた。

「あたしが、そのゲームを受ける…!だから、その人には手を出さないでっ!」

声の主は、先程まで立ち竦んでいたモーランだ。

身体は震え、目には涙を浮かべながら、それでも彼女は前に出た。

『ほぅっ…小娘。お前が挑むか』

「うっ…よせ、モーラン…」

「(あっ、あたしが…あたしが守らなきゃ…!)」






~後編につづく~

プロフィール

yamimui

Author:yamimui
エミルクロニクルオンラインの
二次創作小説ブログです。
自己満足で作ったモノなので、
読む際は自己責任で…

荒らしやクレーム等は
ご遠慮下さい!!

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